タイムマシン経営

残念ながら日本はほとんどすべての分野でアメリカに後塵を拝しています。アメリカで起きたことが何年かして日本で起きることは歴史が証明しています。但し、分野によってはそのスピードが相当速くなっているように思います。かつて100年かけて起きたことが数年で起きることも珍しいことではありません。

タイムマシン経営をしてもパラダイムシフトやイノベーションが起これば、大きくズレてしまいます。かつて世界を席巻した日本のエレクトロニクスは、今はもう見る影もありません。テレビ電話と言えばスカイプが有名ですが、最近はZOOM, Microsoft Team, Cisco, Google hangoutを使う人も増えています。ネット決済の代名詞であったpaypalも一時期ほどの勢いはありません。いずれappleppayなどにとってかわられることでしょう。

日本から途上国に行けば、未来を予想できる占い師のようなものです。これから先どのようなことが起こるか、大筋予想することができます。それをビジネスに活かせばよいのです。タイムマシン経営で成功した人は、孫正義さんをはじめ多数いますので、決して悪い方法ではありません。と言うよりも、王道と言えるかもしれません。