はじめに

正しい英語を使うことは大切なことです。しかしながら正しさを気にするあまり英語を使う機会が少なくなってしまっている人が多いのは非常に残念なことです。クラスには帰国子女の流暢な発音を揶揄する人がいます。ネット上には文法警察がいて、少しでも間違えると鬼の首でも取ったかのように誤りを指摘してきます。これでは学習意欲も萎えてしまいます。

英語に限らず、何でもそうですが、数をこなせばうまくなるものです。ですから、他人の声は気にする必要はありません。間違っていても構いませんので、とにかく英語を使ってください。すべて完璧にしてから前に進もうと考える人が多いようですが、それではいつまでたっても前に進みません。とにかく第一歩を踏み出すことです。

英語は単なるツールですから、ゴールではありません。英語をうまく使って仕事の幅を広げてください。人口減少が続き内需が縮小傾向にあるわが国の成長は限定的です。これからは海外に出稼ぎに行ったり、チャンスを求めて海を渡ったり、英語が必要となる場面はますます増えていくことでしょう。

当サイトは、学習者の皆さんが効率良く、楽しみながら学習ができるように構成を考えました。

【当サイトの7大特長】

特長1

マイクロラーニング:一部のコンテンツを除き、スキマ時間(2~3分)で学習ができるように構成されています。人が集中できる時間はそれほど長くありません。YouTubeよりもTikTokが人気なように、短時間でポイントだけ学習します。

特長2

アクティブリコール:記憶を定着させるためには、思い出し訓練(リコール)が必要だと言われています。ウェブテストを組み込み、暗記したことをアウトプットできる構成にしています。繰り返しテストを行い、記憶を定着させましょう。

特長3

動画で練習:ネイティブスピーカーの音を繰り返し真似して発音することによって、発音が改善されます。ここでも「完璧」を目指す必要はありません。なるべく近い音を出す程度の認識で構いません。練習に使用する例文は音の違いを認識するのに役立つもので、且つ会話やプレゼンでそのまま使える覚えて損のない表現ばかりです。

特長4

教養:いくら英語ができても教養がなければ残念な人になってしまいます。グローバルな時代に知っておくべき一般教養を英語でインプットします。英語を学習するのではなく、英語で学習するように、なるべく和訳は付けずに英語でインプットしていきます。

特長5

スラング:学校では絶対に教えてくれない英語表現です。スラングというだけで避けられる傾向がありますが、スラングも頻繁に使われるようになると辞書に掲載されるようになり、一般的な表現として認識されるようになります。ですから、避けるよりも吸収した方が良いと思います。もちろんスラングを使う場合は、相手と状況を考慮しなければなりません。

特長6

エンターテインメント:映画や歌、最新のニュース、都市伝説、世界一高価なコーヒーなどエンターティメント性の高いトピックを幅広く取り上げます。とりわけ映画は、楽しいだけでなく、場面設定や感情のこもったセリフがあり、記憶に残りやすいので、積極的に取り上げます。

特長7

モチベーション:何事も結果を出すためには継続が不可欠です。継続するためにはモチベーションを維持することが大切です。成功者の名言を取り上げ、紹介します。また、先人の英知である含蓄のある諺も紹介してモチベーションを高めます。

【英語学習のコツ】

巷にはおびただしい数の英語教材や学習法が存在します。多くの学習者は雨後の筍のように出てくる様々な学習法を試し、結局、何も身につかないことが多いように思います。

私が長年英語を教えてきて、最終的にたどり着いた効果的な学習法は「覚えて使う」ことです。「覚えて」はどのように覚えるか少し工夫が必要ですが、「覚えて使う」は非常にシンプルかつ効果的な方法です。

英語は「決まった言い回し」がほとんどです。構文、熟語、イディオム、コロケーションなど、覚えればそのまま使えます。但し、熟語集などに掲載されている型は骨組みであり、実用的な形ではありません。たとえばrely onではなくrely largely onのように形容詞や副詞などの修飾語句を付けた形で覚えることをお勧めします。

日本の英語教育ではあまり取り上げられていないようですが、私はコロケーションをたくさん覚えることが英語上達の近道だと思っています。コロケーションとは熟語ほど結びつきが強くはありませんが、以下のように、よく使う表現のことを言います。

make a progress

take a risk

これに形容詞や副詞をつけると、

make a great progress

take a great risk

実用的な形になります。このように形容詞や副詞が付いた形でコロケーションを覚えると良いでしょう。長い表現をひとつのカタマリとしてとらえ理解することができれば、英文を速く読むことができます。

【4技能の学習方法】

リスニング

音を暗記します。リスニングができない人は、連結して変化した音(消えることもある)を覚えていないのです。音を覚えれば聞こえるようになります。詳しくはリスニング講座で学習してください。

スピーキング

ネイティブスピーカーの音を完ぺきにコピーしましょう。同じ音が出せるようになるまで繰り返し練習しましょう。音だけでなくイントネーションも真似するようにしてください。

ライティング

サインポスティングや論理展開などのライティングルールを覚えましょう。要約やパラフレーズの練習をしながら動詞の選び方や語法を学習しましょう。ルールを理解した上で英文をたくさん読むとライティング力が向上します。

リーディング

英文のライティングルールを理解していれば英文を論理的に読むことができます。ルール通りに読む練習を重ねると、速く正確に読めるようになります。英文を読むためには、ルールや語彙力以外に、背景知識(教養)が必要です。背景知識は一朝一夕に身につくものではありません。普段から読書をするようにしましょう。

【コンテンツ】

英語:英語学習に関するヒントを紹介。コロケーションやイディオムなどの決まった表現を中心に、語源、論理、ルール、海外の面白ニュースを紹介。発音、プレゼン練習動画も順次提供。

諺と名言:継続は力なりとはよく言ったもので、少しずつでもコツコツと努力を積み重ねることによって英語力は向上します。同じ10時間勉強するのであっても、1日で10時間勉強するより、10日間で1時間ずつ勉強した方が、効率が良いと言われています。継続するためのモチベーションを高めるために、偉人たちの名言、先人たちの英知の結晶であることわざをご紹介

ライフ:人生を豊かにするヒント

ビジネス:お金を稼ぐためのヒント

テクノロジー:主にパソコンの使い方のヒント

:おすすめの書籍を紹介

TED Talks:おすすめのトピックを紹介

映画:おすすめの映画を紹介

投資:投資に関するヒント

【まとめ】

結論として、英語力を向上させたいのであれば、決まった表現をできるだけ多く覚えてください。構文、熟語、コロケーション、語法など、学校英語では細かく分けていますが、要は「決まった表現」です。決まった表現を、修飾語句を付けた形でできるだけ多く覚えて、使うようにしてください。