SEOは検索順位の場所取り合戦。但しお金を払った人は・・・
検索順位はアルゴリズムに基づいて決められます。SEOとはその検索順位を上げる作業のことを言います。言い換えれば検索エンジンの検索結果における場所取り合戦です。しかしながらこの戦いはお金を払えば順位を上げることができますから、フリーミアムのビジネスモデルとも言えます。
検索順位は、基本的には1位にならなければ最大の効果を発揮することができません。なぜなら、ほとんどの人が検索結果の1位をクリックするからです。クリック数で言えば1位と2位の差は2位と3位の差の比ではありません。天と地ほどの違い、まさに桁違いなのです。
これは検索順位だけでなく、他の事例にも当てはまります。たとえば世界一小さい国はどこと聞かれて、多くの人は即座にバチカンと答えるでしょう。しかし、世界で2番目に小さな国と聞かれて答えられる人はそれほど多くはありません。つまり、1位でなければ話題にものぼらないだけでなく、印象にも残らないのです。
オリンピックでも金メダルと銀メダルには大きな差があります。金は1番ですからケチのつけようがありません。銀は私は2番ですから、上に一人いますよと言っているのに等しいのです。世界一ではなく世界二なのです。（血のにじむような努力をされ銀メダルや銅メダルを獲った人に対して大変失礼な発言ではありますが、あくまでも人の印象についてのお話なのでご寛容ください。）
結論を言うと、検索順位は、なんとしてでも1位を取る必要があるということです。有料で広告を出す場合であっても安いからという理由で2位以降に甘んじてはいけないのです。予算を超えて赤字にしては意味がありませんが、MAXまで予算を使っても1位を狙うべきなのです。