日本人は「若く見えますね」と言われると無邪気に喜ぶ人が多いように思います。ご存じの方も多いかと思いますが、国によっては若く見られる=成熟していない=幼稚だと捉えるところもあるようです。私見ですが、40歳は40歳、50歳は50歳の魅力があると思います。無理に若く見せる必要はなく、年相応で良いのではないでしょうか。
美容系の会社の社長に多いのですが、下記のような会話はもううんざりです。
紹介者「〇〇社長、いくつに見えます」
私「いや~わからないですね~」(本音:年なんてどうでもいい。でも、若く言って欲しいんでしょ?)
紹介者「当ててみて下さいよ」
私「40くらいですか?」(本音:本当にどうでも・・・)
紹介者「51。お子さんが成人してるんですよ」
私「お若く見えますね」
社長「そんなことないですよ~」
このくだりは人生で何度経験したか分からないくらい経験しています。正直を言えば50くらいに見えましたが、気を遣って若く言っただけの話です。それに、そのような質問をされるということは、若く言えとの圧力がかかっていますから、よほどの間抜けでない限り、思っているよりもかなり若い年齢且つバカにしていない程度の年齢を言うはずです。
生物は年には逆らえないのです。年を取れば劣化しますから、それを避けるのは現在のところ無理だと考えられますし、そんなことをする必要さえないと思います。しかしながら、若く見られたい人が多いのはビジネス的には有難いことです。ダイエットとアンチエイジングは大きなマーケットです。