カバン屋さんにMacbook、模型でもいいから置いてみては

カバン屋さんがカバンを売るためにはどうしたら良いか?これは、SONYとAPPLEの関係を考えるとよく理解することができます。SONYはAPPLEよりも先に音楽をコンパクトに持ち歩くことを考案しました。しかしながら、SONYのウォークマンはAPPLEのipodに後塵を拝しました。なぜでしょうか?それは、コンテンツの差です。せっかく良い音楽プレーヤーを買っても音楽がなければ無用の長物となってしまいます。多少、機能や品質が劣っていても、消費者はコンテンツが充実している方を選ぶことでしょう。

入れ物を選んでから中に何を入れるか考えるのではなく、何を中に入れるかによって入れ物を選ぶのです。

カバンを売る人はカバンの中に何を入れるかを考えてカバンを作るべきです。たとえばMacbookを買おうと思っている人の中にはMacbookを入れるカバンを探している人もいることでしょう。その人たちは、電源ケーブを入れるポケット、周辺機器を入れるポケットなども欲しいと思うことでしょう。可能であれば中に入れて持ってみたいと思うことでしょう。カタログには数値が出ていますが、同じ1㎏でもバッグ直接手に持つのとカバンに入れたときの体感重量は異なることでしょう。Macbookを売っている場所で、ニーズに合ったピッタリのカバンを置くと買う人が増えるのではないでしょうか。アマゾンではクロスセルによりMacbookを買った人はこんな商品も買っていますとカバンが表示されることがあるので良いのですが、一般的な売り場ではそのような売り方はまだまで少ないように思います。