異なったバックグラウンドを持つ人との交流が大切な理由

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私は、大学を退官したアメリカ人の先生と月1回くらいの頻度でコーヒーを飲みながら雑談に花を咲かせています。彼は英語の先生だったので、英語の話を中心に、主に歴史やビジネスの話をします。彼とは特に仲が良いというわけではありません。むしろ性格も考え方も異なるのですが、学ぶところがたくさんあるので定期的に会うようにしています。

彼は、英語はインターネットの普及とともに想像を絶するスピードで変化していると言います。たとえばripoff(ぼったくり)という単語は彼が学生の頃はスラングだったが、今はニュースでも使われているという話は、言葉が生きものであることを再認識させられました。

昔から類は友を呼ぶと言いますから、同じ性質の人間は引き合います。居心地が良いので一緒にいるのでしょう。人間が変わるためには住む場所を変える、付き合う人を変える、時間の使い方を変えるなど、変えることが必要だと言われています。私は意識的になるべく自分とは属性の異なる人と付き合うようにしています。

試していないので真偽の程は不明ですが、ある実験があります。魚を数匹水槽に入れ、アクリル板を使い、泳ぐことのできる範囲をどんどん狭めていきます。慣れてきた頃、アクリル板を撤去します。すると魚はアクリル板があった場所から先へは泳ごうとしなくなるそうです。そこにアクリル板がないにもかかわらず、そこまでしか行けないと思ってしまい行動範囲を制限してしまうのです。私たちの日常も同じような感じなのではないでしょうか。

そこで、アクリル板から先に泳がせるためにはどうしたらよいのでしょうか?一番簡単な方法は新しい魚を入れることだそうです。新しい魚はアクリル板のことなど知りませんから自由に泳ぎ回ります。それを見て他の魚も自由に泳ぎ出すと言われています。マウスの実験でも同じような話を聞いたことがあります。新しいものを入れるということは慣習を打破するためには必要なことであることがわかります。

皆さんもぜひ、「新しいもの」を積極的に取り入れてみてください。