13th
差別を考える上で是非見ていただきたい一本です。現状と歴史的背景を照らし合わせて考えていく必要があります。日本は多様性の少ない(少ないように見せかけている)社会ですから、こんな発言をしたらNGという基準が分かりにくいのかもしれません。みなさんにも馴染みのある顔がところどころに出てきますし、フルバージョンが無料で見れますので、是非ご覧ください。
南の島の大統領 -沈みゆくモルディブ
モルディブに民主主義が広まったというハッピーエンドな話ではありません。独裁政権と闘い大統領になったモハメド・ナシードの活躍を描いた作品です。しかしその後、クーデターが起きてモハメド・ナシードがイギリスに亡命しているのは着目すべき点です。やはり既得権というのは根深いということ、そして余裕がないとすぐ先のことしか考えられなくなるということを学べると思います。
ハドソン川の奇跡
アメリカ人にはヒーローが必要であることが分かります。世界中から手紙が届いたと言っていましたが、おそらく日本からは届かなかったのではないでしょうか。個人的には非常に面白かったと思うのですが、アマゾンのレビューを見ると否定的な意見もありました。見る人のバックグラウンドによって、同じものを見ても感じ方は大きく異なるのだなと再認識させられました。
チリ33人希望の奇跡
経営者の労働者に対する考え方を垣間見ることができます。また、なぜ危険なところで働かなければならないのかということを知るきっかけになるのではないかと思います。その後の話なのですが、印税等をめぐり33人は対立したそうです。お金が絡むと人は変わるという良い教訓になるのではないかと思います。