昆虫食は世界を救う

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昆虫食が脚光を浴びています。公園で昆虫食の女子会が開かれることもあるようです。私の勝手な想像ですが、代々木公園あたりにミニコンロを持って行き、公園で獲れた新鮮なセミを素揚げして恋愛について語りながら、「パリパリで美味しいよね~」と食べてそうな気がします。

最近はあまり話題になりませんが、わが国にも昆虫食の文化はあります。イナゴ、蜂の子などは有名です。アメリカでタランチュラバーガーを出すハンバーガーショップが話題になりました。カナダでも大手食品会社が食べられる虫を販売開始したとのニュースがありました。

なぜこんなに昆虫食が人気になっているかと言うと、おそらくFAOが原因ではないかと思います。FAOとは国際連合食糧農業機関という国連機関です。そのFAOがEdible insects Future prospects for food and feed securityという201ページのレポートを出しているのです。内容は食料危機に備え、昆虫を食べましょうというものです。

http://www.fao.org/docrep/018/i3253e/i3253e00.htm

虫なんて食べたくないと言う人が多いと思いますが、グルメの間では虫がランキングのトップ10に入ることも珍しくありません。お尻に蜜を貯めるミツツボアリはグルメの間では垂涎の的です。皆さんも機会があればぜひ昆虫食にチャレンジしてみてください。