海外へ行くのは空港へ行くよりも安い

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イギリス留学中に、ヨーロッパ各国へよく旅をしました。ロンドンからパリまで2千円程度のフライトがたくさんありましたが、陸路でも結構安かったと記憶しています。当時は意識していませんでしたが、ロンドンパリ間の格安フライトは今で言うところのLCCです。アジアでもLCCは盛況でしたが、COVID-19の影響により、航空会社が窮地に立たされています。

春秋航空などは980円で上海まで行けることがあるようです。空港まで行く交通費のほうが高いというのも不思議な感じです。1回のランチくらいの値段で上海まで行けてしまうのですから、驚き以外の何物でもありません。最近はホテルまでセットになったパッケージもあるようです。安さが売りのチケットですから宿泊先もゲストハウスのドミトリーなどが中心となっているようです。

各社会員の囲い込みも必死なようで、様々なサービスが提供されているようです。たとえばHKエクスプレスにはUflyパス会員というものが存在するようで、1万円程度の年会費を払うと、セールが始まる前に予約できるそうです。LCCのセールは、数は限られており、予約が取りにくいようですが、10円など採算度外視でセールが行われるのでうまく取れればただみたいな値段で旅を楽しむことができます。

私は生涯2度しかLCCに乗ったことがありません。2回ともどうしても予約が取れず仕方なく搭乗しましたが、狭所恐怖症の私には拷問のようなものでした。私が若くないということもありますが、LCCでの長旅(言うほど長くないが)は体にこたえます。若くて体力のある学生であれば大いに活用すべきでしょう。国内旅行よりも安い値段で様々な国を訪れ、異文化に触れることができるのですから。

機内での感染リスクは低いと言われています。なぜなら換気とHEPAフィルターによる空気清浄が行われているからです。しかしながら、詳しいことは分かりませんが、前後の席で感染したというニュースがありますから、注意は必要です。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000190784.html