クックパッドの凋落が各誌で取り上げられています。動画レシピの方が人気がある云々との記事を目にすることが多いのですが、時代の流れを見ると、人間がレシピを見る必要はなくなるかもしれません。AIとIoTが進化すれば、材料を入れるだけで調理済みの料理が出て来る可能性があります。ひょっとすると冷蔵庫やパントリーと直結で、メニューを決めれば勝手に調理してくれる機械が出てくるかもしれません。現状において、材料を入れるだけでパンが焼ける機械もあるわけですから、不可能ではないはずです。
3Dプリンタのようなもので栄養素のチューブを組み合わせ、食べ物を造形するようになるかもしれません。少し方向性は変わりますが、一粒で一日の栄養素をすべて補うことができるサプリメントが開発されるかもしれませんし、遺伝子操作でひとつの果物の中にいくつもの果物が入っていたり、チーズ味のトマトが開発されたりするかもしれません。アメリカには卵の黄身だけを生産する技術を開発しているベンチャー企業があるそうですから、決して夢物語ではありません。単純なところでは近隣のセントラルキッチンのようなことろからドローンで作りたての料理が注文から10分以内に運ばれてくるかもしれません。