ハラスメントの数はざっと数えただけでも30種類ほどあるようです。○○ハラのように省略されるので余計に分かりにくいように思います。生物に興味のある私はアカハラと言われるとアカハライモリを思い出してしまいます。
さて、リストラハラスメントなるものがあるそうですが、それは嫌がらせではなく、役に立たないからクビになるだけだと思います。ハラスメントでもなんでもないような気がします。
最近はちょっとしたことでセクハラと言われてしまいます。「髪切った?」という他愛もない発言であっても、嫌いな人に言われればセクハラ、好きな人に言われれば嬉しい一言となります。
セクハラの冤罪?から身を守るためにはどうしたら良いのか考えると、極度の人見知りとのうわさを自分自身で流し、極力誰とも会話をしないのが最良の策かなと思っています。世知辛い世の中ですね。因みに私は講師室などではノートパソコンに向かって鬼の形相で仕事をしているふり?をして話しかけられないよう防衛線を張っています。念には念を入れて密閉型ヘッドフォンで自分の世界に入っているアピールをしています。
言葉は本当に難しいものです。「私でさえマスターするのに3年かかった」と言えば、「お前はもっとかかるぞ」と言っていることになるかもしれません。髪を切った人に「きれいになったね」と言えば、「前はきれいではなかった」と言っていることになるかもしれません。女性が二人いて、そのうちの一人に「美人ですね」と言えば、もう一人の女性は「美人ではない」と言っていることになるかもしれません。こうなると、何もしゃべらない方が安全ということになります。まさに「沈黙は金」です。皆さんも密閉型ヘッドフォンを購入してみてはいかがでしょうか?