結婚相談所を利用しても結婚できないのは、知識不足によるミスマッチングです。女性が男性に求める第一の条件として多いのは、年収だと思います。年収1,000万円以上を希望する女性が多いと思いますが、この時点で結婚できる可能性は非常に低くなります。なぜなら、日本人の平均年収は420万円程度です。年収1,000万円を超える人は4%程度と言われています。何かの物差しで上から順に並べたとき、自分はどの辺りにいるか考え、其れ相応の条件を出すべきです。パソコンに詳しい人であれば、自分や相手のスペックをパソコンに例えるとわかりやすくなります。自分はcore i-7, RAM16G, グラフィックボード搭載、SSD512G、お相手はcore i-5, RAM4G, HDD1Tなどのように比較してみると分かりやすいかもしれません。みなさんよくスペックと言いますから。見落としがちなのは、用途です。文書作成するだけであればCore i-3でも十分です。そんなに高いスペックが必要かもう一度考えてみると良いでしょう。
結婚において年収は目安にしかなりません。会社経営者で年収500万円の人もいると思います。会社名義の家に住み、会社名義の車に乗り、経費を自由に使える場合、サラリーマンの年収1,000万円よりも裕福です。また、持ち家で家賃やローンがなく、不労所得だけで年収300万円の場合、サラリーマンの年収500万円よりも裕福です。農家で年収300万円は、サラリーマンの年収500万円よりも裕福です。しかし年収300万以下でも良いとする女性はほとんどいないと思います。年収1,000万円にこだわってしまうのは、目先の数字だけに惑わされてしまう間抜けな選択です。実際問題として、サラリーマンの年収1,000万円は決して裕福ではありません。年収が増えても生活レベルを変えないのであればまだよいのですが、大抵は、生活レベルをあげてしまいます。当然、税負担やお付き合いが増えますから、余裕があるとは感じないことでしょう。
個人的には結婚にこだわる必要はないと思います。むしろこだわることによって不幸にさえなると思います。そもそも結婚相談所で年収、職業云々と言っているようでは所詮その程度の器の人間でしかありません。