このご時世に男は~、女は~と言うのも問題ではありますが、雑談として聞いてください。
何年か前、ある大学の学長とお話しする機会がありました。どうしたら学生を増やすことができるか、どうしたら学生の能力を伸ばすことができるかという話題になりました。後者については様々な意見を交わしましたが、前者について、答えはひとつでした。それは女子学生を増やすこと。これは某大学のとった戦略であり、成功事例となっています。体育会系の汗臭いイメージ(失礼!)の大学が、女子学生が増加したことにより、華やかなイメージとなり、さらに女子学生に引き寄せられるように男子学生も増えたそうです。
女子学生の少ない大学では「女子率」という言葉があります。その率の高低により、男子学生のモチベーションが変わるようです。確かに女性がいると男性は小ぎれいにしようと思います。いままで男子しかおらず、寝癖を付けたまま登校していたのが、髪形をピシッと整えて出席するようになるのです。飲食店でも同じことが言えるかもしれません。女性に人気が出ると、男性にも人気が出るのです。当然と言えば当然なのですが、好きな女性に美味しいもの食べに行こうと言われ、女性の希望を聞けば、その人気店を希望するでしょう。聞かない場合は、男性は自分で調べるでしょう。女性に人気のお店を。
女性を狙えば男性もおまけで付いてくる!以上、マーケティングの極意でした。