私の趣味のひとつに発明があります。誰に触発されたかと言うと、ドクター中松氏です。小学生の頃、氏がテレビに出ているのを見て、あの常軌を逸した言動に魅了されてしまいました。よし、自分も発明をするぞ!と意気込み、暇があれば発明を考えていました。夏休みの工夫工作は楽しみで仕方がありませんでした。
当時考えたのが、自動カーテン開け機(時間になるとカーテンが開く。現在販売されているようですが、私の特許ではありません。)、分離網戸(網戸は空ける方向によって虫が入ってくるので2つに分離でき、窓の両端を開けることができる)、階段を踏むと発電する(豆電球がつくだけですが)などを小学生の時に発明して、工夫工作として提出しましたが、見事落選。
しかし、いくつかの商品は2018年現在、アマゾンで人気の商品となっています。学校の先生には成績を付ける能力はあっても、才能を見る目などないのでしょう。というよりも、せっかくアイデアを出させる良い機会なのですから、権利や特許の仕組みくらいは教えた方が良いのではないかと思います。
ドクター中松氏は灯油ポンプ、フロッピーディスク、パチンコの自動打ちなど、素晴らしい発明を多数しています。特許収入も半端ではないと聞きます。特許図書館をのぞくと、機械類の特許は法人と男性らしき名前、生活関連特許には女性らしき名前がずらりと並んでいます。
発明は一般人でも簡単にでき、特許を取ることもそれほど難しいことではありません。特許は時代遅れの制度ではありますが、家賃収入よりもリスクはなく、場合によっては安定した収入を得ることができます。ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?少しハードルは高いのですが、アメリカ出願にチャレンジしてみると良いでしょう。
私が最近、弁理士さんに教えてもらったのは、日本は縦割り行政なので、他の省庁で規制のあるものでも特許を取ることに影響しないということです。