流行りを追うのではなく、時代が追い付いてくるのを待つ

以前、じゃんけんで同じものを出し続けると勝つお話をしました。同じことを続け、波が来るまで待っているのもビジネスです。下記の記事はその典型です。リンク先を読むのが面倒と言う人もいるでしょうから要約しておきます。趣味で廃道を歩き続けてブログに書いていたそうです。反応がないことにもめげず何年も続けていたところ、廃墟ブームに乗ってサイトのアクセスも増え、執筆依頼も来るようになったというような記事です。

https://toyokeizai.net/articles/-/213949?page=5

流行りを追うのは魚を追いかけるのと同じで捕まえることはできません。じっと待っていてそこに追い込む方がはるかに確率が高いのです。ファッションにも毎年流行がありますが、仕掛人がいるそうです。流行る数カ月前に生地を発注するでは間に合わないわけですから少なくとも1年前には流行らせるものを決めているわけです。消費者はまんまとそれに引っかかるわけです。

私は同じものをずっと着ています。(もちろん洗います)気に入ったものをずっと着てしまうのですぐにボロボロになってしまうので、良いものがあれば同時に2着買うようにしています。

あまり知られていないようですが、衣類には洗濯回数に基づく寿命があるそうです。概ね50回程度とも聞いたことがあります。確かにTシャツなどは数回の洗濯で首回りが伸びることがあり、50回というのもあながちウソではなさそうです。下着などに比べ洗濯回数の少ないジャケット等は長持ちするのも頷けます。衣類を長持ちさせたかったら洗濯回数を減らすべきです。

話は逸れましたが、儲けたければ、流行りは追いかけるのではなく、「待つ」もしくは「仕掛ける」ものです。余計な出費を減らすのであれば、流行りを追いかけず、洗濯回数を減らすべきです。