macにはautomatorのようなあまり知られていない便利な機能があります。純正ソフトウェアを使うのは、何より安心感があります。さて、今回は音声ファイルの一括変換です。音声ファイルはビジネスで使うこともあるでしょうし、趣味で使うこともあるかと思います。
ざっくり説明すると、mp3は軽く、汎用性の高いファイル形式です。wavは重く、高音質です。mp3からwav、wavからmp3へ変換する場面が出てくるかもしれません。ファイルの数が多い場合、一気に変換したいと思うでしょう。
そこでmacの場合(windowsでもできるのですが)は、Music App、要はiTunesで処理できます。
ライブラリに入っていない、フォルダ内にあるファイルを一括変換する方法
1. Music App(iTunes)を立ち上げる
2. メニューバーの「ミュージック」>「環境設定」を選択
3. 「ファイル」のタブをクリック
4. 「読み込み設定」をクリック
5. 「読み込み方法」のプルダウンで出力したいファイル形式(mp3からwavにしたいのであればwav)を選択
このとき、私はエラー訂正を使用にチェックを入れますが、デフォルトではチェックが入っていません。入れても入れなくても良いと思います。
6. 「OK」をクリックして次へ、またOKをクリックして閉じます。(←初期画面)
7. キーボード左下のoptionを押しながらメニューバーの「ファイル」>「変換」>「wavに変換」の順に選んでいきます。
8. 変換したいファイルが入っているフォルダを選択すると、変換前(mp3)と変換後(wav)の両方がMusic App(iTunes)のライブラリーに読み込まれます。
同じ作業を繰り返す場合は、automatorを使うと便利です。automatorの使い方はまたの機会に説明します。
最近はiTuneではなくミュージックアプリと呼ぶんですね。