年齢における3年差は大きいのか?

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以前、時間は平等ではないというお話をさせていただきました。その延長となるお話です。たとえば、0歳児と3歳児には大きな違いがみられます。0歳児は自分でできることはほとんどありませんが、3歳児は言葉を発することができるだけでなく、自分で歩き、移動することができます。また、保育園や幼稚園で社会生活を、僅かではありますが、営むことができます。17歳と20歳はどうでしょうか。高校生と大学生もしくは社会人です。成人している点においては、法的には大きな違いがみられますが、まだ先輩後輩などの序列がありそうです。では47歳と50歳はどうでしょうか。会社での上下関係がありそうです。では70歳と73歳はどうでしょうか。どちらもあまり差がないように思えませんか?

(*成人年齢は2022年4月1日から18歳に引き下げられます。)

学生の頃、一年先に生まれただけで威張っている先輩を憎らしいと思ったこともあるかと思いますが、年を重ねるにつれ、年齢などあまり関係がなくなる、気にしなくなるような気がします。Age is just a number.です。幼い頃の1年は大きな意味を持ちますが、年を重ねていくうちに1年の価値が希薄化するようです。しかし1年の絶対的な長さは誰にとっても同じです。いかに1年を有意義に使うかによって人生の豊かさは変わってくるのではないでしょうか。ぼーっとしていると1年はあっという間に過ぎます。毎日テレビゲームやライン、ファイスブック、インスタグラムに多大な時間を費やし、1年後に何か成果はあるのでしょうか?一日10単語覚えれば1年で3,650単語を覚えることができます。いかなる言語でもそれだけの単語を覚えれば日常会話はできるようになるでしょう。2年大学院に通えば修士号を取得することができます。

とにかく、毎日半歩でもいいから前に進むことです。年末に1年を振り返るとき、何かしらの成果をに残したいものです。継続は力なりと言いますが、続けることは本当に難しいことです。継続することも才能かもしれないとさえ思ってしまいます。