仕事は忙しいやつに頼め

忙しい人に頼むと仕事が期限までに終わらないと考える人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。忙しい人に楽しむと締め切りに間に合い、暇な人に頼むと締め切りに間に合いません。

忙しい人はいい仕事をするから忙しいのであり、暇な人はいい仕事をしないから暇なのです。忙しい人は仕事を多くこなしますから、さらに良い仕事をするようになります。さらに、忙しければ効率良く仕事をしなければ期限内に終わりませんので、スケジュールの管理能力も向上します。

結局、短期間でパーフェクトな仕事をする人に仕事が集中し、暇な人には仕事が回ってきません。かくして二極化が進んでいくのです。仕事ができる人への唯一の不満と言えば、一人あたりに割く時間が少ないため、機械的な対応、冷たいという印象が残るくらいです。

飲食店にも同じことが言えるかもしれません。行列に並ぶのが嫌で隣の空いている店に入ったら美味しくなかった。そんな経験はありませんか?やはり行列の出来ているお店の方がはずれは少ないと思います。

できる人はとことんできる、できない人はとことんできない。キャビンアテンダント養成校の先生が言っていたのですが、合格実績は数名の学生によって作られるそうです。一握りの学生がいくつもの航空会社の採用試験にパスし、残りの大多数の学生はどこにも採用されないそうです。

私も、暇な人よりも仕事ができる人に頼むようにしています。暇な人は人の時間を無駄にした上に、大した仕事をしませんから、安くても絶対に頼みたいと思いません。さらに、暇な人は頼みもしないのに自分のこだわりを押し付けてきたりもしますから手に負えません。一方、忙しい人は、こちらがが求めているものを確実に提供してくれます。やはり仕事を頼むのであれば忙しい人(できる人)に限ります。